弦楽器と図形

ベースギターのネックの写真

弦楽器って、コードとかスケールとかを図形で把握できるのは自分に向いているかなーとか思うですよ。演奏の巧拙は別にしてですよ、もちろん(笑)。

一時、DTMに凝った時期があったんですが、基本、MIDIの入力は鍵盤じゃないですか。ステップ入力であっても、音階はキーボードの位置で示されるので、鍵盤の音が分かってないとあかんわけです。

しかし、自分は鍵盤はぜんぜんダメでして、なかなか苦しかったんですよね−。ささっとコードを弾くことができないなかで、曲を考えるとか、すごい不自由な感じがずっとつきまとってました。

ギターなら、ハイコードのAとDの形を覚えれば、マイナーもセブンスもちょい変形で済みますから、ダイアトニックの相対的な位置関係なんかを覚えちゃえば、キーが変わってもフレットを移動すればいいので、コード弾くだけならだいたいの曲はなんとかなるですよね。

いまは小型の弦楽器を練習中で、こちらはギターほどコードのパターンがカンタンじゃなくて、G型、D型、A型の三つの基本形の他に、マイナーもセブンスも基本形から懸け離れた形状の複数パターンがあったりして、なかなか苦労してますが、それでもフレット移動でかなり覚えるのを節約できるわけなので、鍵盤にくらべたらかなりラクなんじゃないっすかねー。

ヴォーカルに合わせてキーを変えても、すぐに左手でコード弾きながら右でメロ弾きできちゃうとか、いったい鍵盤やれる人の頭ってどうなってるのか、常々不思議に思ってます(笑)。

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