結局、Bywordにしました

 実は、Macで文章を書くときに使うソフトは、けっこういろいろ試行錯誤してきました。アウトライナーはあまり使わないということは前に書きましたが、デスクトップをすべて隠して、テキスト入力だけに集中できる、WriteRoomとか、Bywordとか、OmmWriterとかの「集中モード系」のソフトをいろいろ試してみてはいたのです。しかし仕事では、ブラウザでいろいろ検索しながらとか、発注元からのメールでの要求とかを見ながら書いたりするので、結局、普通のエディタで書くことになっちゃうんですよね。

Ulyssesを試してみました

 ところが、先日千葉雅也さんがUlyssesを肯定的に評価しているツイートを読んで、以前から気になってはいたもののアプローチしてこなかったこのソフト、試してみたら確かににいい感じでした。集中モードありのEvernoteというか、MacOSのファイルシステムとは別に、テキストを管理できて、さまざまなデバイスでいつでも編集OKよと。Markdown記法に対応していて、見出しやら脚注にも対応できちゃうし、目標文字数を設定すれば、あとどれくらいかをグラフで表示してくれたり、HTML、PDF、Wordなどなどへの書き出しもできちゃうということで、いやこれはいいわ〜という感じだったのですけれども。

サブスクリプションがどうにも…

 やっぱり、サブスクリプションがネックですね〜。災害が頻発して、コロナのみならず新たな感染症もまだまだ出てくるかもよという昨今、フリーランスなどという、いつ収入が途絶えても不思議じゃないような弱い立場の人間にとって、サブスクはとっても敷居が高いっす。年5,000円くらい、一回飲み行けば…、という金額ではありますが、万一払えなくなったときに、一気に状況が変わっちゃうくらいなら、その利便性をそもそも享受しないでおいた方が精神的にはよいだろうと、思っちゃうんですね、わたくしの場合。

 それに、アドビやモリサワにお支払いする金額の1/10程度とはいえ、毎年新機能やフォントが加わるそれに比較して、果たして新たなる機能が追加されるのかといえば、エディタという性質上、そうそう期待はできないでしょ? それでサブスクはどうなのよと。Ulysses超リスペクト!という人が支えていこうとするのは大変素晴らしいとは思うのですが…。

でいろいろ試してみると…

 で、以前使ったソフトたちはどうよとつらつら見てみると、BywordがMarkdown記法対応じゃありませんか。文字数も常時表示してくれるし、iCloudにファイルを置いておけば各種デバイスでいつでも編集できるし、WordPressにも投稿できちゃう。PDFにもWordにも書き出せるよ、ということで、なんだ、これでいいじゃんか、という感じです。有料ではありますが、サブスクに比べたら比較になりませんぬ。

当面使ってみたいと

 というわけで、本投稿もBywordからPublishしてみました。ブログ記事みたいな、ゼロから書いてくタイプの文章にはけっこういいかもと。当面、使ってみようかなと思います。

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