突然ですが、SoundCloudにアルバムをリリースしました。
実はその昔、趣味でCubaseやLogic、さらにはSuperCiollider、Max/MSPなどで、ちまちまとトラック制作を行っていました。このブログでも、その片鱗をのぞかせたような、TidalCyclesの記事なんかもあったりしました。
が、仕事も忙しくなって、いつの間にやら遠ざかってしまい、音楽活動は楽団だけという状況になっていました。
ところが、前回の投稿にも書いた通り、昨年暮れから、趣味のキャンプの動画作成を始めて、せっかくならそのBGMも自分で創りたいと、以前から次に買うならと決めていた Ableton live 11 を買って、トラックづくりも始めてしまったのでした。
これにハマりました。Ableton live には、一般的なDAWソフトのように、タイムラインが左から右に流れる「アレンジビュー」とは別に、いわばタイムラインを時計回りに90°回転したような「セッションビュー」というのがあって、たとえば「イントロ」「Aメロ」「サビ」といったように曲の構成を書いていけるし、イントロは8小節じゃ長いから4小節にしようかなとかいう試行錯誤が、すごく簡単にできるですよ。これをタイムラインだけでやろうとするとけっこうめんどくさいでしょ?
それ以外にも、Max for liveでMaxも使えるし、さまざまなランダム機能やら、モードでのトラック作成に便利な機能があって、なんとなく、自分の考えていた「こんなことができたら面白いのに」みたいなことが、いろいろできちゃって、気づいたら習作を含めて40トラックほどになっていました。
というわけで、まったく自己満足の世界に過ぎませんが、よりすぐり(笑)の12トラックをアルバム形式にしてSoundCloudにアップしてみたという次第です。楽団でやってる音楽とはまったく別世界、Electronica とか Ambient とかの影響を大きく受けております。お時間のある方はちょろっとでも聞いてやってください。