社会的なサルであるヒトは、社会性昆虫のミツバチやアリと共通するような部分もあって、遺伝子レベルに集団で行動することが「快感」になるようなスイッチがあるのかも、というジョナサン・ハイト氏の説が気になっております。 続きを読む “ミツバチスイッチのこと”
カテゴリー: ほん
『知恵の樹』のこと
自分に大きな影響を与えた本を何冊か挙げろと言われたら絶対に推すだろう本の一冊が、このマトゥラーナとヴァレラ(管啓次郎訳)『知恵の樹』です。先日紹介した千野帽子氏の『人はなぜ物語を求めるのか』の読書案内に出てきて、久しぶりに思い出しました。 続きを読む “『知恵の樹』のこと”
ディグリーネームは算用数字がいいです
知っているといろいろいいんだろーなーと思いつつ、実際にトライしてみると挫折しがちなのが「ポピュラー音楽理論」ではないでしょーか。DTMにはまってたころ、何冊か本を読んだですけど、どうにもアタマに入ってこなかったですね−。 続きを読む “ディグリーネームは算用数字がいいです”
ヒトは「物語」っちゃうもんらしい
ヒトの脳みそは「物語」っちゃうクセがあるよ、でもその「物語」が自分を苦しめるような副作用もあるよ、そのことに自覚的になっておくと、いろいろいいと思うよ。千野帽子『人はなぜ物語を求めるのか』(筑摩プリマー新書)は、ものすごくざくっとまとめるとそのように言っていると個人的には受け取りました。
「分人」とか複数のアイデンティティのこと
ちょっと前の本なんですけど、平野啓一郎氏が言う「分人」という概念が、最近いろいろいいなと思っています。